海外ドラマ「パースート・オブ・ラブ〜愛に焦がれて〜」
制作年 2021
キャスト リリー・ジェームズ、エミリー・ビーチャム、アンドリュー・スコット他
1920年代のイギリス。愛に憧れる貴族の娘リンダ(リリー・ジェームズ)と従姉妹のファニー(エミリー・ビーチャム)の物語。
50分×3話。
ファニーの母は自由奔放で娘を捨てて様々な男性と付き合う、ボルター(暴れ馬、くらいの意)と揶揄される女性。そんな母とは違う真面目な人生を送ろうとするファニーだが、母に似た自由奔放なリンダに振り回され続けながらも放っておけない。
(ネタバレ有り)
映像はちょっとソフィア・コッポラっぽい印象。
身勝手な登場人物が多いのでこのドラマ、嫌いな人は嫌いかも。
リンダをはじめ、外国人を極度に嫌い、女性に教育など必要ないと娘に教育を受けさせないリンダの父、更には子供に人生左右されるなんてもってのほかと娘に面と向かって言うボルター。
リンダがまたすごい。イングランド銀行の息子、共産主義者との結婚の次はフランスでの愛人生活..。
ファニーはリンダの自由奔放な生き方に憧れる部分があるから、彼女を見捨てることができないのだろう。
ストーリーとはほとんど関係ないけれど、一番良かったのは隣人、マーリンの初登場シーンかも。映像的に美しかったという意味で。
リンダは最後はマーリンと結ばれて幸せになるのかと途中までちょっと思っていた...夢の見過ぎか。