幻冬舎新書
2006
インテリジェンスを扱った本で2006年のものだとちょっと古いかもしれないと思いながら読み始めたが、今でも読むに堪える内容が多い一冊だった。
著者2人の知識の披露のし合いで、多少読者を置いてけぼりの部分はあったけれど。
スパイ天国なのは、上手く使いこなせれば悪いことではないのかもしれない。
とりあえず、各国の専門家をたくさん育てないといけないのではないかと思った。少し前にリスキリングが話題になったけれど、確かに入社時の研修だけであとは自分でというのは無理がある。
優秀な人材には学ぶ機会を都度与え、大学で講義が出来るくらいのレベルの専門家を育ててゆくことがインテリジェンスのみならず役立つのではないだろうか。